『キャリメール』( http://careermail.jp/ )に所属するキャリアカウンセラー(CDA)が、キャリアに関するお役立ち情報や自分の経験、皆様へのメッセージを自由に発信するブログです。
by careermail

13日の金曜日(ちょっと過ぎましたが)

こんにちは。もう11月も半ばを過ぎて、
え~~もう? と少し焦っています。
何を―って。例えば、今年もいろいろ目標達成できていないなぁという感じでしょうか。


今年の11月13日は金曜日でした。
13日の金曜日、あまりいい響きではありませんが、
数十年前の11月13日(金)は私にとって貴重な記念日。
大きな手術をして、命拾いをした日なので、子どもの頃はずっと「第2の誕生日」と言って、親にも祝ってもらっていました。

私は生まれつきの心臓病で、今でこそ心臓病のなかでも簡単な手術で治る病気となっていますが、私のころには非常に成功率の低い難病のひとつでした。
成長してある程度心臓が大きくなる3歳まで手術は延期され、1歳になる前に応急処置の小さな手術が施されました。
その幼いころの2度の手術のために、私は左胸と身体の中心に大きな傷痕が残りました。

両親は、「娘の身体に、嫁に行けないほどの傷がついた」と嘆いたそうです。
みみず腫れのような傷痕は、中学生になるころまでずっと赤みを帯びたままで、非常に目立ちました。
確かに、それを「みみずがいる!」とからかう男子がいたことも事実です。
でも、私はその傷痕こそが、今自分が生きている証しだと思い続けていました。
もっとも、物心ついたころからあるものなので、あまり気にならなかったというのが本当かもしれません。

私のようにほぼ先天的に傷が付く場合と、大人になって後天的に大きな傷痕が残る場合と、心の負担がずいぶん違うものだと実感した経験があります。

20代になって、乳がんで乳房切除をされた女性と話をした時のこと。
「こんな身体は、もう誰にも見せられない(悲)」
そんなふうに、その方がおっしゃったのです。
結婚して2人のお子さんがいる彼女にとってはそうかもしれませんが、
これから結婚をしたいと考えていた私には、信じられない言葉でした。
「私のこの傷痕は、誰かに見せてはいけないものなの?」
「こういう傷を持っている私は、私自身がなにかいけないの?」
とても理解し難い気持ちで、彼女の言葉を聴いていました。

そう。私には「そんなつまんないことでクヨクヨしてるの?」とでもいう感じでしょうか。
もともと傷を持っていることが“普通”だった私にとって、
あとから傷ができたから“もう普通じゃない”と言う彼女の気持ちは理解できないわけです。

だからといって、「え~、私なんてホラ、こ~んな傷持ってるんですよ!」なんて、
いつも友人にやるように、傷を見せながら明るく話すなんて、そんな失態をしなくて良かった~と、今でも思い出すとひやひやします。
というのも、その時は“仕事”だったため、私はその方の話を聴くだけで、自分自身のことは全く口にしなかったからです。
だから、ただただ、その後味悪い違和感だけを残して、私はその時その場を後にしたのでした。


たとえば、結果として同じような「身体に手術の傷痕がある」という事情のある人同士であっても、その境遇や認知の違い、本人の性格によっては、全く受け止め方が異なるということなのだと思います。

それは、キャリアカウンセリングを通じて、相談者さんと出会うたびにも強く感じることです。
私の価値観は、相談者さんとは違う。
私の考え方も、相談者さんとは違う。
私の性格ももちろん、相談者さんとは違う。
そんなことは当然なのですが、でも、全く違ったままでもカウンセリングにはなりません。
その「違う」ことを常に頭に入れて、「私」ではなく「相談者さん」の立場に立つことが、カウンセリングにはとても大切なのですよね。
いや、それができないことで、相談者さんに限らず、友人や大事な人間関係をも失うことだってありますよね…。

私はよく相談者さんに「お気持ちやお考えを聴かせてくださいね」とお伝えします。
どんなにリアルな状況説明よりも、それを一体「どう思ったのか」「どう感じたのか」、その心象が分からなければ、なかなか相談者さんが「何を相談したいのか?」ということさえ見えてこないことがよくあるからです。
「なんで伝わらないの?」と、もどかしく思う方も多いかもしれませんが、「どう思うか」「どう感じるか」は三人三様、百人いれば百様です。
理解が及ばないときは、本当に申し訳ないな、残念だなと思います。そして、できれば理解できるまで、もっともっと話したいな、と思います。
私としては、それが最も普遍的で健全な人間関係ではないかなと感じるのですが、それがなかなか難しい…。
だから、言葉って、話すって、伝えるって、もっともっと大切にしたいなあと思います。

ゆめかな
# by careermail | 2009-11-17 23:57 | ゆめかな

寒くなってきましたね!

みなさん、こんにちは。ゆめかなです。
最近、世間を騒がせていることに、良いニュースがありませんね。

さて、木枯らしが吹くこの時期、東京ではそろそろイルミネーションが始まります。
寒い都会の街も、色とりどりの光で少し暖かい気持ちになる、そんな季節です。
そんななかで、それでも、ふっと懐かしくなるのが故郷の風景―。
最近、NHKがインターネット上で、「クリエイティブ・ライブラリー」という無料動画の提供を始めました。
NHKアーカイブスが過去の番組や番組素材の映像や音声の一部を提供して、
視聴者が自由に「創作用素材」として表現・創作活動に利用できる無料のサービスということですが、
いきものや四季折々の風景など、とっておきのシーンを切り取って提供しているためか、ただ見ているだけでも十分癒される内容です。
最近はヒマがあれば、いきものの可愛らしい姿や、冬の北海道の景色などを見て楽しんでいます。

思い起こせば学生時代、当時は大学4年のはじめに就活がスタートしていたのですが、
私は東京にいて、東京の出版社などを中心に活動をするつもりでいました。
ところがある日、自宅で何気なくテレビを付けていた時に思わず目に飛び込んできた映像。
それが、北海道の青い大きな空と真っ白い雪原の風景でした。
幼いころ、父の運転する車に乗って農業をしている祖母のもとへ行く途中、その車窓から何度も飽きるほど目にしてきた風景。
でも当然ですが、東京では一度も目にすることはできません。
そのとき、ものすごく帰りたくなりました。
「うちの田舎になんて何もない」と言いながら、故郷に吸い寄せられるような望郷の念を初めて体験した瞬間でした。

結果、Uターン就職をして、「何もない」田舎暮らしのなかで、私はヒマさえあれば昼夜を問わずドライブに出掛けて、山中に車を停め、自然を眺めて過ごしました。
峠から見下ろす故郷の風景、秘境と呼ばれる場所の野生動物たち、だだっ広い畑の風景、乳牛の群れ、まっすぐな道etc...。
今また長く東京暮らしをしていて、あのリフレッシュのひとときが、なんとも贅沢な時間だったのだなあと思います。

私の田舎はとても不便で、私が暮らしていた当時はコンビニもマクドナルドもありませんでした(今はありますが)。
だけど、便利さとは比較にならないほど、何より自分の人生にとって大切な思い出や友人、いろんな財産が存在しています。
きっと、いつまでも変わらぬ姿でそこにいてくれる、故郷がそんな存在だったらいいなと思うほどです。

地方都市は東京より就職難かもしれません。
でも、自分の故郷であればこそ、そこで働き、ずっと暮らしていきたい気持ちになりますよね。
家族も友人もいる、そんな暮らしがどんなに自然で幸せか、今が超核家族(うちは母一人、息子一人の母子家庭なので)の私はそう思います。


はてさて、いったいみなさんに何を伝えたかったのか…。
たとえば、ビジュアルにはひと目で心に訴えかける力もある、ということかもしれません。
故郷は大切にしましょう、ということかもしれません。
東京が寒くなると、少しノスタルジーな気持ちになるのでしょうね。
たとえ遠くても、こうして思い出せる故郷があるだけ私は幸せなのかな、と思うのです。

ゆめかな
# by careermail | 2009-11-10 23:11 | ゆめかな

カフェ

みなさん、こんにちは。ゆめかなです。
急に寒くなったり、暖かかったり、不安定なお天気が続いていますね。
こういう季節の変わり目は体調を崩さないよう、皆さんもご注意くださいね。

さて、今回はちょっといいな~、うらやましいな~と思ったお話です。

先日、とっても素敵なカフェがありました。
外観も店内も、こじんまりとしているけれど落ち着いた雰囲気で、
なんだか、いつまでも友人とおしゃべりして長居していたくなるような、そんなカフェ。
メニューにもこだわりがあって、お店の方に聞けば、
手作りスイーツはケーキ屋さんで、
オリジナルティーは紅茶屋さんで働いて、勉強してきたというお話。

そこで、「ぜひ取材させてください!」とお願いしたんですね。
そんな素敵なお店を紹介しない手はない!わけですから。

それで名刺交換をした際、いただいたのが2名のお名前が入った名刺。

「夫婦二人でやっているので」とのお話でした。
思わず、「え、ステキ!」と口走ってしまいました。

ふつう、名刺といえば1枚1名ですよね。
まるで表札のような、おふたり連名の名刺をいただいて、
一人ひとりじゃなくて、二人で力を合わせてがんばってるお店なんですよ、
というメッセージが伝わってくるようで、とても心が温かくなるのを感じました。

自営業は大変なことも多いはず。
でも、一人じゃなくて二人だからこそがんばれることや、お互い力になれることもあるのでしょうね。
夫婦仲がよくて羨ましいとか、そういう次元ではなく、
パートナーとして自立しつつ寄り添っている雰囲気がいいなあと思ったのでした。

ステキなお店って、お店の方の雰囲気やサービスがさらに印象や評価を変えますよね。
みなさんのなかにも、将来は自分のお店を持ちたい!と憧れている方も多いと思いますが、
どんなお店にしたいとか、店づくりの心って、やはりとても大切なことなのでしょうね。

ゆめかな
# by careermail | 2009-11-03 23:29 | ゆめかな

ネイリストさん

みなさん、こんにちは。ゆめかなです。
秋だ、秋だと思っていたら、東京もずいぶん寒くなりました。
今日、「お正月の予定は?」と尋ねられて、少し驚いてしまいましたが、
いやいや、もうそういう季節なのですね。

そういえば、結果報告を忘れていましたが、東京マラソンの抽選は見事に外れました。
最近は仕事が多忙なのと、体調不良のせいでなかなかトレーニングもできず行き詰まりを感じているのですが、
年内に目標が果たせるよう、体調を整えてがんばりたいと思います。

さて、実は最近、私はネイルサロンへ行ってきました。
普段、爪にオシャレをすることはあまりないのですが、それは…爪にコンプレックスがあるからなんです。
小さいころから爪が小さく台形なので、キレイにまっすぐ伸びてくれません。
そんな指先が恥ずかしくて、床に手をつく時には、手の甲を下にするほど…なんですね。
これはもうクセで、いい年になった今もなおりません。
なおすつもりもないのだと思いますが…。

でも、最近のネイル技術はすごく発展したのですよね。
水洗いしたくらいでは簡単に取れませんし、
私のような爪の短い人でも、自然なカタチで長く見せることもできちゃいます。
しかし、その作業時間はなんとも2時間以上…。
実際、すごく大変な仕事だなあと感じました。

ネイルサロンでネイリストになるには、ネイルの技術だけではダメなんですね。
お客さんがどんな要望を持っていて、どんな期待をしているのか、
そういう「ニーズ」を汲み取る力がとっても大切ですし、
2時間も1対1で向き合うのですから、初対面の人でも安心して話ができるコミュニケーション力も必要。
私はしきりに、小さな工作をしているようなネイリストさんの手元を見て感心するばかりでしたが、
ああいった、じーっと見られていても緊張しない冷静さや、
対話しながら―という集中できない環境の中でも手先はしっかり集中するプロ意識など、
非常に多くのスキルを使って、お仕事しているのだなあと思いました。
また、結果としてネイル技術はお客様の反応からフィードバックされるお仕事でもありますよね。
私はとっても素敵にしていただきましたが、それでも、気に入ってもらえたかどうか、
お客さんの嬉しそうな表情や、お礼の言葉を確認するまでは、ドキドキ不安もあるだろうなあ、
私だったら、毎回緊張するだろうなあと思いました。
もちろん、そうやってお客さんに喜ばれることがやりがいにつながるのでしょうけどね。

ネイリストは今や流行りのお仕事でもありますが、憧れる人が多いのも分かる気がしました。
私としては、もう少し安かったらな~とは思いますが、
でも、あんなに大変なお仕事。値切っては申し訳ないですね。

ゆめかな
# by careermail | 2009-10-27 23:09 | ゆめかな

営業は苦手な私が…

みなさん、こんにちは。ゆめかなです。
秋が深まってきましたね。今年こそはどこかへ紅葉狩りへ!と思うものの、毎年なかなか実現できません。

さて、私は最近、“飛び込み営業”に挑戦してきました。
でも今回は、営業というより取材交渉ですので、厳密に言えば営業ではないのかもしれませんが…。

そもそも私はふだん、取材をしてライティングをするだけの仕事を請け負っています。
企画・編集・レイアウト・デザイン・取材交渉・日程調整・工程管理・原稿確認・校正etc...という一連の編集業務のなかで、実に“楽”な部分だけを担当しているんですね。
でも、もともとはネタを集めて記事にすることが仕事だったので、企画や取材交渉もできますし、編集作業もひととおり可能といえば可能です。ものすごくデザインのスキルに疎いという点を除けば…。
ただ、フリーで活動すると、編集部分は仕事の依頼先企業の編集者の方々が担当してくださるため、あまりそこまでお任せされることが少ないんですね。
でも、今回はたまたま、デザイン以外の編集の部分から仕事を引き受けてしまったため、その取材交渉という“飛び込み営業”的なことまでしなければならなくなった…というわけです。

大まかな内容としては、足で歩いてあちこちお店などを見て歩き、ココぞ!というところに飛び込み、「雑誌に掲載させていただけませんか?」という交渉です。
雑誌掲載は無料の広告になるため、嫌な顔をされることはほぼないのですが、とはいえ見知らぬ女がいきなり「すみません。この本で紹介させていただけませんか?」と言ってくるのですから、お店(ではない場合もありますが)の方もビックリです。
私も実は何が苦手かといえば、そういう押し売り的な方法が一番苦手ですので、内心はドキドキ…。
でも、電話だと万一失礼があっても分からないことも、直接行けば顔を見て話せる分、相手の反応もよくわかるため、交渉事もなんとかスムーズに進むような気がします。

遠い昔に新聞記者だった時代には、いわゆるルート営業のように、自分の担当エリアをくるくる回ってネタ集めをしていました。
市役所、商工会議所、商店街や小売店などなど、地域の話題を拾い集めるような感じです。
そんな毎日のなかで、上司には、「お土産じゃなくて、ネタ持って帰ってこいっ!」と叱られるほど、取材先の方々から“モノ”をもらってくるのが得意な性格だったのですが、それでも人見知りが激しく、内向的な面も強いため、取材先を回って歩くことも結構なストレスでした。
「忙しくないかな。」「行って、嫌な顔されたらどうしよう。」―と、そんなことないのに、そんな心配ばかりしてしまったり。
関係記事を掲載した後の訪問では、「記事のこと言われたらどうしよう」―とすごく心配で、なかなか行きづらいな~と躊躇してしまったり。
そういう苦手意識があるから、事前にアポも取れていて、すっかりお膳立てされたなかで取材する、ふだんの仕事はすごく楽チンなんですね。

それで今回、久しぶりに“取材の押し売り”のような営業活動をしてみたのですが、以前よりちょっとずうずうしくなっている自分を感じました(笑)。
とはいえ、交渉のために足を踏み入れる第一歩は緊張感でいっぱい。なんだか、昔懐かしい新鮮な気分にもなりました。

仕事って、自分では「苦手苦手、そんなの無理無理~~!!」と思っていても、意外にやってみるとクリアできちゃうことも多いはず。
好きで得意なことをするより、ストレスやプレッシャーは違うものの、アウトプットはそんなに変わらなかったり、持ち前の他の部分がフォローして、なんとか切り抜けられたりするのかなあと思います。

私は人見知りに加えて、周囲からの評価がすごく気になる性格なので、人前に出て発言をしたり、掲示板に書き込んだりすることもすごく苦手です。
ただし、相手が大勢ではなく少人数だったり、1対1だったりする場合は率先してよく喋るし、時には気遣いすら忘れて暴走することも…。
だから、両方を中和するくらいの対人スキルがあれば、ちょうどいいのに…と思うのですが、なかなか難しいですよね。
だとしたらまず、自分がどんなことが得意で、どんなことは苦手、それにはこんな性格が功を奏しているとか、災いしているとか、そんなふうに理解ができていればいいのかなあと思います。
きっと色んなスキルを持っているはずなのに、埋もれている能力もたくさんあるはず。
なんでも一度は使ってみた方がいいのだろうな。私もまだまだいっぱい使っていない力があるんだろうな、と思います。
きっと、みなさんもそうですよね。

ゆめかな
# by careermail | 2009-10-20 22:57 | ゆめかな
< 前のページ 次のページ >
カウンセラー自己紹介
以前の記事
XML | ATOM

skin by excite